はたらく!! 左談次 2000秋
10月26日銀座ガスホール




ごあいさつ

開演までの間、左談次が楽屋でのぞいた五・七・五。分かるものもあり、分からぬものもありだと思います。
まァ、ひまつぶしに、なるかなァ?
------
元日や柏木目白黒門町
客席でちばしってる眼は今前座
着物まで固くなってる初高座
紙切りの高座返しで指くじき
自衛隊にさそわれだれる立前座
初高座楽屋の空気はあたたかい
胸を張る高座返しは黒門町
立前座隅から寄席を見張ってる
肩がこるたたむ着物は三遊亭
------
馬生師の脇にいつもの缶ビール
ブラックの脇にいつもの缶チューハイ
柏木と黒門町や色談義
稲荷町我関せずと本を読み
その隣お茶を飲んでる目白かな
うまそうに楽屋弁当円蔵師
割り込みの師匠前座に媚びを売り
楽屋での自慢噺は高座でも
板に足踏み出す一歩の顔はマジ
投石の新宿楽屋は変わりなく
------
噺家のお酒は無駄に笑ってる
悪口を封じられたら酒静か
吉原の帰り寡黙なトリスバー
路地の奥ラッパの音がついてくる
旅の夜龍志はどこへ行ったやら
起きてみつ寝てみつゲロのひどさかな
恍惚の快楽亭や肉喰らう
レーメンのスイカ取られてケトウ泣く
ジーパンをはいて安心餃子楼
楽屋からテンション上がる談之助
------
心ある客には通じぬカラヨイショ
ヨイショべた額の汗に客がつく
------
半分わかったらあなたは寄席通です。わからなくても、別段どうと云う事もありません。わからないのが正常かも知れない。 

立川左談次






プログラムメニューへ戻る