立川談四楼の北沢八幡落語会

6月15日北沢八幡神社参集殿立川談四楼・志っ平・志加吾・らく平




 初の長編書き下ろし小説『ファイティング寿限無』の追い込みで、6月のアタマまでバタバタしていた。それが済んだら緊張の糸が緩んだか一転して「マヌケ」状態、いまだにボンヤリしていて、労働意欲が一向に湧かない。
 過去の出版においては高熱を発したり、入院騒ぎまであって、それを思えばこの状態はいくらか書く要領を覚えたというか。
 それにしても世の中には年に2冊も3冊も小説を出版する作家がいて、量産は作家の条件とは言いながら、信じられない思いだ。出版の話があってから丸2年、我が身の何と筆の遅いことよ。
 しかし時間をかけただけのことはあった。面白く仕上がり、別掲のごとく村松友視先生が誉めてくれたのだ。後進への激励という部分を差し引いても賞賛のオンパレード、あんまり嬉しいので転載する次第である。購買意欲がそそられること確実なので、是非熟読してもらいたい。

 週間モーニング連載中の『山遊亭海彦』が今月一杯で終了する。原作者である私と作画のさだやす氏、それに担当編集者がノリにノッた漫画である。1年と2カ月、クロウト筋にも評判がよかった作品である。しかし読者だけがついてこなかったのだ。
 それでも5冊の単行本として残るのは嬉しいし程がいい。7月には全5巻出揃うので、是非こちらも可愛がってもらいたい。『ファイティング寿限無』の売り上げが好調ならば、息を吹き返す可能性だってあるのだから。
 サッカーも負けちゃったことだし、せいぜいゆっくりしてって下さい。

  立川談四楼


小説家・立川談四楼の覚悟
--立川談四楼『ファイティング寿限無』--
村松友視

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