立川談四楼の北沢八幡落語会

2月15日北沢八幡神社参集殿立川談四楼・談々・志っ平・小談林




 よせばいいのにオリンピック中継を見てしまう。そして日本人選手のふがいなさに腹を立てるわけだが、つくづく思うことは、冬期五輪は白人のための競技会であるということで、『クールランニング』は完全なフィクション、中南米やアフリカ勢のミジメなことと言ったら…。そして一方ではフセインに対するアメリカの強硬姿勢と一触即発、そこへロシアが口をはさみ、クリントンの女性問題とともに事はこじれ、何が人類皆兄弟だ、何が平和の祭典だと文句の一つも言いたくなり、んらテレビなんか見なきゃいいのに、千々に想いは乱れる独演会直前なのだ。
 それにしてもマリファナオッケーの裁定が出たのには驚いた。コンドームを何万個も配るぐらいなら、いっそのこと選手に限ってマリファナ解禁にすりゃいいのだ。そうなれば世界中からいい人材が集まるのは確実で、とにかく連中やりたい一心でレベルアップ間違いなしなのだ。世界新続出、インタビューでは「マリファナのお陰でテンションが上がりました。今度はシャブで試してみます」ってなもんだ。
 だいたいが連中、スポーツ馬鹿なのだ。ガキの頃からのスポーツ漬け、世間にうといのは当たり前で、受験であろうとスポーツ推薦でくぐり抜け、常にチヤホヤされ、茶髪にピアスでもとがめる者は誰もなく、その上、人一倍身体が丈夫なのだから考えることはただ一つ、男に走るか、女に走るかの違いがあるだけなのである。その手伝いとしてアルコールやドラッグがあるわけで、そこに目くじらを立てる方が間違っているのだ。
 我が女房殿がおっしゃった。「そんなテレビの見方をしていて何が楽しいの?」と。そんなことはない、私は充分に楽しんでいて、これが私の楽しみ方なのだ。で、また言われてしまった。「淋しい人ね」って、大きなお世話だ。

 山遊亭海彦の第2巻が出た。受付に置いてありますんで、よろしくなくても私の経済基盤確立のためにお求めのほどを。サイン入りで530円、安い。第3巻は3月23日発売、こちらもよろしく。
 独演会も早いもので99回目、すると次回は必然的に100回記念で、長年の御愛顧に対する御礼なども考えておりますれば、強引なるお誘い合わせの上、是非御来場のほどを。こういう記念の会にこないお客に対する私の恨みの強さを充分に御考慮いただき、くるかこないかを御判断下さい。では次回、お待ち申し上げております。

  立川談四楼






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